2018/04/22 20:57

この本は

車いすの書家、伊藤進が 

20歳の時にある事故で四肢麻痺になって以来30年間、

身の回りのお世話をし続けてくれたお母さんへ

どうしても伝えられなかった『ありがとう』を

勇気を出して,

素直になって伝えるためにつくった本です。

 

毎日毎日、着替え、ベッド上でのトイレ、歯磨きの準備、お風呂の準備。


20歳の男性が 母とひとときも離れることのできない生活。

ありがたいけれど、当たり前になってくる感覚。

ありがたいけれど、全部管理されている感覚。

20歳からの約30年間。

感謝という言葉だけでは表せない感情と憎悪と罪悪感と。

 

それでも、

お母さんと少し距離を置いたとき初めて

今まで黙ってやってくれていたこと、その

お母さんの存在の大きさに気づき

心から湧き上がってくる本当の『ありがとう』を伝えたいと思ったのです。

 

あまりに身近すぎて 当たり前のようにそばにいる人に

ちゃんと感謝を伝えるチャンスを あなたも逃していませんか?

 

この本にはすべてのページにたくさんの『ありがとう』が溢れています。

 

そして最後のページは あなた自身の言葉が書きこめるようになっています。

面と向かっては照れくさくて言いにくい事も

本当の気持ちをちゃんと言葉にして文字で書いてみませんか?

 

母の日や父の日、結婚記念日、お誕生日、


ふと思いついた普通の日に

 

プレゼントに添えて 今こそ素直な想いを伝えてください。